ホームの想い

「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」の母体となる運営企業は、2022年（令和4年）に100周年を迎えた老舗カレンダーメーカーであり、業界トップシェアの新日本カレンダー株式会社です。なぜカレンダーの会社が動物と暮らせる有料老人ホームをすることになったのか、誰しも疑問に思うことでしょう。

新日本カレンダーが動物関連事業に携わることになったのは、もう約30年も前のことになります。取引先のいくつかに動物病院さんがあり、獣医師の方々のお話を聞いていると動物の暮らしや医療に役立つ道具やグッズが少ないという困りごとがたくさん聞こえてきました。そこでペット用品通販の事業を開始したのが始まりです。
そこから動物医療の発展に伴い、現場の獣医師を支える優秀な人材が不足している状況を目の当たりにし、動物看護師を育成する専門学校をつくり、さらに夜間の動物医療ニーズの高まりに合わせ、大阪夜間どうぶつ急病センターを招聘するなど、この約30年間、時代の要求と自分たちがお役に立てることを掛け合わせて新しい価値を生み出してきました。

人と動物の幸せな暮らしづくりに携わらせていただき約30年。そんな私たちが長年抱えていた課題が「年を重ねた人が動物と一緒に住めなくなってしまうこと」です。飼い主さんにとって動物は家族です。それが自身の加齢とともに一緒に暮らせなくなることがどれほどさみしいか。だから私たちは、人と動物が最期まで一緒に暮らせる家をつくることにしました。

それは、「動物が飼える老人ホーム」ではなく、「高齢になっても今まで以上に動物と楽しく過ごせる住まい」。ペット共生型有料老人ホーム「ペピイ・ハッピープレイス TAMATSUKURI」は、私たちの長年の夢であり、動物を愛するすべての皆様の声から生まれた住まいです。

当ホームが人と動物の幸せな暮らし、その新しい選択肢の一つになることを願っています。